お昼すぎに家内が「夕飯はパエリアよ」と言う。結婚して34年で2、3回しか挑戦していない料理のはずである。聞くと朝のテレビで作り方をやっていたらしい。夕方買い物を終えると、台所で何やらガチャガチャと用意を始めた。しばらくすると住職室へ来て、私に黄色いビン(写真)を見せた。「私、レモン汁だと思って買ったのよ。よく見たらレモスコだって。レモンのタバスコよ。でも、まあいいわね」と一人で合点して出て行った。私にはそもそもレモン汁をどう使うつもりだったのもわからないから、何がいいのかも皆目わからない。むはは。パエリアの出来は絶品だった。お客さん用のレパートリーとして耐えうる味である。お皿によそって、レモスコをかけたら、とても美味しかった。それにしても、レモスコの命名はグッドである。ふと思ったレモンコよりずっといい。あはは。
和尚ブログ ほうげん日記
2018年05月23日