今日の法事の後座で、私の隣に座ったおばあちゃんが、斜め前に座る30歳代の孫息子のことを「この子ったら、この間、私のことを『クソババア』って言ったんですよ」と私は言いつけた。私に孫を叱ってもらいたかったのだろうが、言いつけた相手が悪かった。私は言った。「鹿骨(ししぼね)の婆さんが、そのくらいのことでへこたれちゃだめですよ。『そうよ。私はクソババアよ。でもね、クソはクソでも、私はナニクソのクソババアだからね。覚悟しておきなさい』くらいは言わないとね」と励ました。世に言う「クソ~」は、ナニクソという頑張り根性を表す接頭語なのだ。あはは。※添付した写真にはこんな説明書きがある。「107歳のノクリスチーヌと曾孫のリチャード。4世代離れると、このくらいの相手のことをいぶかしがるのである」。
和尚ブログ ほうげん日記
2018年04月21日