「骨折り損の草臥(くたび)れ儲け」という言葉を使う人が少なくなったナ・・・。お葬式を終えて久しぶりに次の次の、またその次の本の原稿を書いていてそう思った。仕事だけでなく、何をやるにしても、やったことに対して正当な成果が得られるのを期待するのが当たり前のような風潮の中、「損」と「儲け」を両用している諺なのだから、照れ隠しにでもいいから、もっと使われてもいい気がした。自分ではどんなことにも成果を期待する生き方はしたくないから使いたくないけど・・・。ちなみに「草臥」は、うまい当て字だと思う。
和尚ブログ ほうげん日記
2018年02月22日