原稿を一本書いて二本目に取りかかる前に、犬を連れて近所の公園に出かけた。芝生で遊ぶ幼子とお母さん、ベンチにただ座っているお年寄り、黙々とウォーキングする夫婦、大きな声を出して練習する少年野球の子供たち--師走の公園の景色を楽しんでいたら、私も「犬を連れて散歩しているオジサン」として景色の一部なのだと気づいた。景色の一部になりきって歩いたら、30分間、無になれた。帰宅すれば、考えること、感じることがたくさんある。ありすぎるのかもしれないとも思うが、そのくらいないと原稿は書けぬ。ぎゃはは。
和尚ブログ ほうげん日記
2017年12月23日