昨日の浅草木馬亭で使った「めくり」のうち、私の分を「ちょうだい!」と言ってもらってきた。もちろん手書き、否、もはや手描きと言ったほうがいいだろう。素晴らしい。寄席ではトリの前のおどけ話などをモタレと言うが、日常を仏教で割ったお話にみなさん笑ってくださったモタレの30分だった。楽しかった。「坊さんにしておくのはもったいない、浪曲をおやりなさい」とお褒め(?)の言葉を言をいただいたが、「声がダミ声で、浪曲向きだね」ということらしい。うはは。「さっきの法話は浪曲になるから、台本にしたらどうです」と大ベテランの師匠も言ってくれた。むむむ?やってみっかな?と触手が動いた。30分の浪曲を原稿にすると約千文字。文庫本見開きの文章量である。できない量ではない。これで、また暇な時間にやれることがデケタ。
和尚ブログ ほうげん日記
2017年12月10日