歩道側の境内に木斛の木がある。「木斛の花」は夏の季語だそうだが、私にとっての問題は、落ちた葉だ。ご覧のように(写真)両側が反っている。左のように落ちてくれれば竹箒で簡単に集められる。しかし、右のように落ちてしまうと、竹箒で掃いたくらいでは動かない。レスリングで相手にひっくり返されないようにマットにはりついている選手を彷彿させるほどだ。私はその葉に「こだわり」を重ね合わせることがある。「そこまでしてその場にこだわることはあるまい」と、心の清掃人は思うのである。
和尚ブログ ほうげん日記
2017年10月01日