写真はロンドンの地下鉄らしいが、トンネルという筒状の物の中を、前方の空気をひたすら押しながら走る点では日本の地下鉄も変わりはない。私は市ヶ谷駅で地下鉄の一番い後ろに乗ると昇降駅の篠崎駅で下車するのに都合がいい。必然的にトンネルの出口に近いところで、空気を圧縮しながら爆走する地下鉄を、迎え打つことになる。空気砲から発射された空気の固まりをまともに受け、尾を引くように流れ来る風も楽しむことができる。滅多に地下鉄に乗ることがない人には、この感覚を共有するために(そんな義理はないだろうが)、最終車両に乗るつもりでホームに立っていただきたいと思った。
和尚ブログ ほうげん日記
2017年09月19日