贔屓(ひいき)は、竜の9番目の子供。形は亀に似ていて、とにかく重いものを載せるのが大好きなのだそうだ。重ければ重いほど喜ぶらしい。この言葉が「気に入った人の肩を持つ」という意味になった経緯は調べてもわからなかった。かつて高校の教師をしていた時に、担任をしていた一年生の生徒に「先生は贔屓している」茶化されたことがあった。「贔屓してもらいたきゃ、もっといい可愛げのある生徒になってみろ」と返した。奴は私のことをいい先生だと思っていたらしい。いい先生の私に自分も可愛がってもらいたかっただけで、平等を求めていたわけではなかったことに、35年たった今日気づいた。
和尚ブログ ほうげん日記
2017年03月05日