夕飯の後片付けをしながら、紅白を観なかった娘が家内に「どうだった?」と聞いた。「相葉君はあまり馴れてないし、武田アナもバラエティ的なノリは得意じゃないみたいだしね。それに渋谷にシン・ゴジラとかで、ブチ切れだったわ」--私はにっこりした。家内は怒っているのではない。紅白全体がブチブチに切れているようで、まとまりを感じない構成の印象を受けたという意味で「ブチ切れ」と言ったのだ。一般には「ブツ切りみたいだった」だが、そこが天然の家内らしくて私は好きである。「ブチ切れ」と「ブツ切り」は、「頭がキレル」と「頭がキレテル」と同様に似た言葉だが、こうもニュアンスが違うものかと感心した。あはは。
和尚ブログ ほうげん日記
2017年01月03日