今日は大正大学の学生さんたちが行う法要に参加した。法要に出る人、参列(見学)する人も授業の一環だ。法要の直前に5分間、御詠歌をソロで唱える役だった。スポットライトの中で唱え始めると、見学している学生たちの「何?この歌?」という鮮烈な印象で聞いてくれているのをヒシヒシと感じた。彼らの人生の中で、「日本にはこんな伝統的宗教讃歌があるのか」という印象が残ることを祈った。帰宅して「写仏の庭」で挨拶しようとしたら、思いのほか早く終わったようで最後の一人と挨拶できただけだった。それからは、写真の文具を使ってオリジナル仏さまの下絵描き。コンパスなんて、こんな時くらいにしか使わない。残すところ5体である。
和尚ブログ ほうげん日記
2016年06月08日