昨日、密蔵院の一大行事の施餓鬼を終えて、ほっと一息・・・つく間もなく、今日は孔雀明王のオリジナル写仏用下絵作り。グギギギ・・・。ムズイ。虫や蛇を貪欲なまでに食うことから、悪しきもの、あるいは煩悩駆除の本尊として拝まれてきた仏さまだ。普通のお寺には祀られていないし、お軸さえなかなかない。でも、巷の拝み屋さんたちは「孔雀明王を拝みなさい」と気軽におっしゃるらしい。密蔵院にも過去お二人が「孔雀明王ってありますか?」と聞きにきたことがある。仏さまのことを「ありますか?」と言えるくらいなら、自分で描けばよろしい。--という訳で、お手本の中にラインナップさせることにした。身近に感じてもらえればそれでいいと思う。
和尚ブログ ほうげん日記
2016年06月02日