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【番外編】般若心経を写経しよう!(写経ダウンロード)
ウェブ連載「・・・なんだそうだ、般若心経」をお読みいただきましてありがとうございます。
般若心経を読んで理解するだけでなく、実際に写経をして、理解を深めましょう。
オリジナル写経用紙(PDF形式)をご用意しましたので、ぜひご利用ください。
(PDFファイルを開くには、Adobe Reader(無償)が必要です。こちらからダウンロードし、インストールしてください。)
蓮台 般若心経写経用紙
1文字1文字の下に蓮の花のついた写経用紙です。A4以上のサイズの紙にプリントアウトしてお使いください。

お地蔵さま 般若心経写経用紙
言いたい放題写仏のお地蔵さまが、般若心経に!
お地蔵さまの持っている丸や四角の中に写経しましょう。

お地蔵さま写経用紙 PDFファイル(A4サイズ用)
※A4サイズは、写経した後に3枚を貼り合わせるものです。
写経に必要な道具
毛筆、筆ペン、鉛筆、ポールペンなど、どんな筆記具でもかまいませんが、墨をすって小筆で書くと、心がより落ち着きます。
写経のしかた(簡易版)
※こちらはあくまで簡易版です。
真言宗豊山派の正式な作法に則ってされる方は、次の項目「写経のしかた(真言宗豊山派の正式な作法・自宅で行う場合)」をご覧ください。
- 正座をして、気持ちを落ち着けます。
- 姿勢を正して、筆(難しいようでしたら、書きなれた筆記具)で1文字1文字心をこめて書きます。
- 書き終えたら、願文(為 ○○家先祖代々供養、家内安全、心願成就、世界平和など)と氏名、年月日を書きます。
- 写経したものは、菩提寺などに奉納します。
写経のしかた(真言宗豊山派の正式な作法・自宅で行う場合)
一、合掌
着座して手を合す
一、懺悔の文
「我昔より造る所の諸の悪業は、皆無始の貪・瞋・癡由る身語意より生ずる所なり一切我今皆懺悔したてまつる」
一、誦経
般若心経 一巻
一、願文
「真言は不思議なり、観誦すれば無明をのぞく、一字に千里を含み即身に法如を証す
行々として円寂に至り去々として原初に入る三界は客舎の如し、一心は是れ本居なり
我いま至心に懺悔し謹みて般若心経を写経し奉る、仰ぎ願わくは、一字一字法界に遍し、三世十方の諸仏に供養し奉らん
乃至法界、平等利益」
一、浄写
一字一字心をこめて書く
一、誦経
浄写した般若心経に目を通しながら唱える
一、ご宝号「南無大師遍照金剛
」
ご宝号を七回唱える
一、回向
「上来般若心経を浄写し奉る
願わくはこの功徳を以って普ねく一切に及ぼし、我らと衆生と皆ともに仏道を成せんことを」
浄写した般若心経は菩提寺に奉納します。
写経Q&A
Q.書き損じてしまいました。どうすればいいですか?
A.写経に書き損じはありません。
一字間違った場合は、縦二本線で消して、行の上か下に書きます。
文字を抜かしてしまった場合は、本来入るべきところに「、」を打って、行の上か下に書きます。
行を抜かしてしまった場合も同様です。
Q.筆で書かなければいけませんか?
A.どんな筆記具でもけっこうです。
Q.どこのお寺でも納めることはできますか?
A.基本的にどこのお寺でも受け取ってもらえるでしょう。その際、「納経料」が決まっているお寺もありますのでご注意ください。密蔵院はお賽銭箱へ自由にいれていただきます。